2020年12月6日(日)春を夢見る桜守講座を開催しました。講師には、愛知県新城市の市民プロジェクト「100万本の桜プロジェクト」発起人、公益財団法人日本花の会桜アドバイザー松井章泰(まついあきやす)氏をお迎えし、「地域住民と進めてきた桜再生と新たな桜の名所づくり」と題して、講演をいただきました。松井先生は、30~40歳まで経営していた会社をやめて、桜を元気にしたいという想いで桜の保全活動を始められたそうです。講演では、桜前線で地域ごとの開花予想ができるのはソメイヨシノがクローンであるからできることや、地球温暖化が原因で、九州では前線が南下しているといった話がとても印象に残りました。テキストでは桜の育て方・剪定についてなど学び、現地で実習・体験をしていただきました。講演後は現地(大路町五百川桜並木)へ移動し桜保全講習を実施しました。大路自治会や地域づくり協議会の方に多数参加をいただいて、五百川桜並木の保全方法について学び、実際に体験をしていただきました。