9月10日(木)~12日(土)まで、「森ではたらく3日間」と題して、2020年度夏休み林業体験を開催しました。参加者は男性3名女性3名の合計6人(県外からの参加者は2名、県内市外からは2名、長浜市内2名)です。
初日10日(木)の午前中は、自己紹介とオリエンテーションから始まり、その後、ながはま森林マッチングセンターの専属アドバイザーより「森林の見方(森林のはたらき、針葉樹・広葉樹等の見分け方、湖北地域の森林の実情等)」をはじめ、「自伐型林業について・森林で作業する場合の服装・作業上の諸注意等」について、お話をさせていただきました。自己紹介をされる場面では、皆さん初対面で少々緊張されていたようでしたが、現在されている仕事や、なぜ夏休み林業体験に参加しようと思ったか、その動機などお話を伺ううちに、参加者それぞれにこの講習にかける思いを感じることができました。
午後からは、チェーンソーの扱い方(各部品の呼び方・安全装置について・ソーチェーンとガイドバーの調整などの基本知識)や始動と停止などの体験をしていただきました。講師には、長浜市伊香森林組合から伊藤氏をお招きし、指導をしていただきました。途中から雨脚が強まったため、予定していた丸太切りの体験などは最終日に持ち越されましたが、チェーンソーの扱い方によっては怪我の原因ともなりますので、キックバックの危険性などを知ってもらい、身を守るための基本的な操作方法を学んでいただきました。
その後、中之郷生産森林組合所有林まで上がって、伐採時の作業手順を伊藤講師から実際に作業をしながら、見せていただきました。