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マツタケ復活の山づくり

2022年10月25日「マツタケ復活の山づくり」を実施しました。昔、山にあったアカマツは松くい虫の被害でほとんどが枯れてしまい、現在はある程度標高の高い場所にしか生息していません。そんなアカマツ林が残された地域で、山を手入れすると、マツタケは発生させることが可能です。3年前に環境整備をしたマツ山で、マツタケの発生を促す種まきの方法を専門家から教えていただきます。講師は藤田博美氏(元京都府林業試験場次長)、一般の参加者は7名、淡海ネットワークセンターから2名、地元「いしみち里山保全グループ」の皆さん3名の参加となりました。2本で数万円もするマツタケ2本をハサミで裁断し溶液につけ、その胞子の入った液体をペットボトル()30本程度に詰めて山に登りました。現場のマツ山は3年前に環境整備をしたところで、今回のイベントまで地元の方々が整備を続けられてきたところです。藤田先生からは、今回胞子の溶液の作り方、溶液をまく松の選び方、撒く場所の準備の仕方、撒いた後の目印のつけ方など、いろいろとお教えいただきました。