【金居原の大地と森をめぐる】金居原フィールドワーク⑦「写真で探る金居原の歴史と奥土倉の巨木群」(メンバー限定)を開催しました。
土倉鉱山の在りし日の姿をカメラで撮り続けた白川雅一さん秘蔵のフィルムをパソコンのデータに起こし、その写真を参加者で鑑賞するワークショップを開催しました。
フィルムをスキャンしてのデータ化にご協力いただいたのは、吉田雅登(まさと)さん。金居原フィールドワークやツアーでガイドを担当していただいております。今回ご参加くださった方は、金居原に縁のある方々が多く、最盛期の昭和30年頃の供給所(マーケット)、映画館、診療所、長屋、ブロック住宅など、当時の生活の様子を写真に記録されており、各々に感銘を受けておられたようです。「金居原の歴史と森を守る会」からは、山田洋さん、山崎清志さん、小川五郎さんに参加をいただいて、写真を見ながら解説も入れていただきました。会場となった合歓の里に展示されている写真や地図なども参考に、土倉鉱山で働く人たち、そしてそこで暮らしておられた方々の日常生活を見ながら、かつて賑わいのあったこの土地の様子に触れることができたと思います。今年度最後となったメンバー限定の金居原フィールドワークですが、今までの「トチノキ、植物、土倉鉱山、炭焼き」など魅力的な歴史を学ぶ機会を得てきたメンバーからは、締めくくりとしてそれぞれに思うところを発表していただきました。