金居原フィールドワークの2回目は、「金居原の森の植物入門(春編)」を行ないました。講師は、森小夜子さん(滋賀県生物環境アドバイザー)です。また、森さんは、滋賀植物同好会のメンバーとして、県内外で植物観察会などの活動をもされています。日頃、山歩きをしているなかで見過ごしてしまっている植物の中にも、この地域に生息する稀少な植物が自生していることを気づかせてくださいました。図鑑や書籍で見るのも参考になるとは思いますが、自生している植物を直に示していただいて、草花や樹木、実の付き方などを解説付きで教えていただくことはとても勉強になります。植物の葉の形や茎への付き方の違い、生えている場所など見るべきところを具体的に説明していただき、理解が深まります。
今までは何も考えずに踏みつけていた草花ですが、足元に視線を向けて少し意識することで、新しい気付きを得たり、発見をするきっかけとなるかもしれません。