ながはま森林マッチングセンターでは、アロマ部会*参加のため、会場となる「養生処ぱらいそ」を訪問しました。「養生処ぱらいそ」は、古民家を活用したイベント&レンタルスペースとして活動されています。夏の暑い盛りですが、戸が開け放され、綺麗に整理された空間がとても涼しげで、古民家の風情を感じさせる佇まいも慌ただしい日常を忘れさせてくれます。昔の生活を感じさせる囲炉裏や竈もあり、一瞬、ひと昔前にタイムスリップをしたような感覚に、ゆったりとした時間の流れを感じることができるように思います。移住先での古民家活用方法として参考にしていただけるのではないでしょうか 。
*アロマ部会は有志による非公式な集まりで、森林資源を活用した商品開発のアイデアを出し、お互いが取り組む商品の進捗状況の発表などを通して情報共有をされています。森に自生する木々の葉が発する香りや味をうまく活用して、飲料や食品に取り入れる試みの他、様々な商品開発の可能性を探るなど多様な活動をされています。
今回、アロマ部会の会場として「養生処ぱらいそ」を提供いただいたオーナーの大谷ともよさんにお話を伺いました。
元々環境マネジメントを学んでおられ、自然を守っていくことに興味をもち、「自然の力を借りて、人と自然のいい関係を築くこと、場づくり、人と会うこと、そのきっかけづくりに関わりたい」という想いがあり、それが養生処ぱらいそを始められるきっかけになったそうです。今後も「自然とふれあえるゲストハウスをやりたい」という気持ちを大切にしていきたいとおっしゃっていました。