ながはま森林マッチングセンターでは、滋賀県長浜市金居原にて「週末森びと養成講座グリーンウッドワーク編①」を開催しました。(2020.6.28)今日のテーマは「お箸」。講師はスーパー生木ラボの鈴木孝平さんです。
朝の天候はまだ雨が残っていたため、残念ながら実際に金居原の森から生木を取りにいくことはできませんでしたが、予め講師の先生とスタッフとで準備をしてお箸づくりをしていただくことにいたしました。そのかわりに金居原の土倉鉱山選鉱場(産業遺産)の見学をし、この地域の歴史に対する理解を深め、奥土倉の森に触れていただいた後、奥土倉の生木を材料にお箸づくりをしていただきました。
斧と木槌で適切なサイズに切り出し、ナイフを使って箸の形に切り出していきます。参加者の皆さんはほとんどが初めて道具を触られる方で、ひとつひとつ講師の先生から使い方を教えていただきました。
最後に皆さんの作品をテーブルに並べ、講評会を行いました。
●講師のご紹介:滋賀県米原市の最北端の集落・甲津原に居を移し、小規模な林業に取り組みながら、伐採して間もない未乾燥材(生木)を暮らしの道具へ加工されています。「生木ラボ」という名前は、生木を加工したものづくり(グリーンウッドワーク)からきており、米原で唯一の生木専門の木工レーベルです。山で暮らすナリワイとして、原木生木の加工、カトラリーや食器の販売、流通、ワークショップの講師をされています。
【動画】週末森びと養成講座グリーンウッドワーク編①初めてのグリーンウッドワーク森に入って、木を伐りお箸作り
作業の一部を動画で公開します。